情報システムコース

多種多様に変化する産業界で活躍する技術者を育成

情報システムコース   

 

コンピュータ・電気・機械まで幅広い分野の学習を行い、ICT(情報通信技術)・自動制御やロボットなど

産業界に対応できる実践的実習を行います。

 

コースの特長や利点

  • 電気・電子・シーケンス・マイコン制御・機械・生産管理など幅広い分野の基礎                       
  • システム開発手順、プログラミング技法
  • 自動制御技術・電子技術・工作・FA技術・コンピュータ技術の4分野の実習

       専門的なことが学べ、卒業後は即戦力となる人材を育成します。

コース紹介ビデオはこちらから

 

専門的学習 「実習」

8人から9人の4グループに分かれて学習します。
コンピュータ実習ではソフトウェアの活用として、
IoTなどのコンピュータグラフィックや三次元CADによる設計や解説、3Dプリンタなどを学びます。
     

solidworksによる3次元CAD・3Dプリンタ                           

                                                                

FA・アームロボット実習                        

     

 シーケンス制御実習

                                     

1年生全体実習(テスター製作)

    

  

様々な資格の取得が可能
基本情報技術者試験やITパスポートなどの国家資格取得を目指します。
また、電気関係への就職に強い電気工事士やワープロ検定などの検定試験も取得できます。
 

資格の補習を行い、資格を習得しやすい環境を作ります。

 第2種電気工事士実技試験補習(国家資格)

                                                                        

 

就職・進学 どちらも強い!
工業のコースの中で進学率が高いのは情報システムコースの特徴です。

3年生では長期企業実習(デュアルシステム週1回)があり、1年を通して、

企業の仕事を行うことで、就職に有利になります。

進路割合

就職     43%

大学進学   29%                                   

専門学校進学 24%

面接練習                       SPI試験勉強

                

 ようこそ先輩(情報システムコースを卒業した先輩を招いての講演)          

 

      

在校生の声

  • より深くWord,Excelを学ぶことが出来る。
  • 情報以外の勉強もするから興味をもつきっかけが出来る。(進路の幅が広がる)
  • 資格や進路のサポートが手厚い。
  • プログラミングが出来る。
  • 就職したら自分だけが出来る仕事があり、頼られる。

 

履修科目例

学習内容

生産システム技術

電気工事士・ネットワーク接続技術者を目指し、電気・通信の基礎を学びます。

プログラミング技術

コンピュータを操るソフトウェアを作る技術を学びます。

ソフトウェア技術

アプリケーション、データベース、3DCADを使う技術を学びます。

実  習

ネットワーク、コンピュータ、制御、電気、機械の技術を磨きます。

 

令和5年度 課題研究テーマ一覧

  テーマ 研究概要  
1 未来のあわら温泉
~スマホ片手に温泉街を周遊~
あわら温泉では立派な温泉旅館に宿泊することで観光が完結している。連携した芦原温泉旅館協同組合からは温泉街を周遊してほしいという要望があった。そこで、宿泊客が旅館の外でも周遊観光ができるサービスを考えた。企業との連携を通して、あわら温泉AR周遊アプリを開発した。

2 動物ダービーゲーム 4頭の馬がスピードを変えながら競争!
3人までゲームに参加出来、どの馬が1着かを予想しボタンを押して選ぶ。
5回予想が的中した人が勝ちとなるゲーム。

3 ハンドジェスチャーによる
ドローン飛行
「Tello」と呼ばれるドローンを、Pythonでプログラムを組むことにより、動かすことを目標としました。
ドローンのカメラから手の形を読み取って画像認識をさせることで、命令が出来るようにしました。
4

オープンワールドRPG(3D)

今回私たちが課題研究で取り組んだことは、GODOTと呼ばれるゲームエンジンで3Dゲームの制作に挑戦しました。ゲーム内の建築物はblenderと呼ばれる3DCG製作ソフトを使用し自作しました。街並みは中世ヨーロッパを意識し、playerが自由に移動できるよう設定しました。木々や木箱も制作し雰囲気をよりゲームに近付けました。

5 ループ型トスマシン
~横川育成装置~
悔しい思いをしたときに一人で思い切りバッティング練習ができる装置を作りました。
目標である”プロ野球選手”になります。
実践するバッティングに乞うご期待!!

6 『いねくと』の改良
~引き継がれていくSコース~
地域直売所「いねす」で使用されている生産管理
システム「いねくと」の改良を行った。
令和2年度の先輩のデータをもとに改良し、いねすでの要望として新たに温度管理、温度管理グラフの2つの機能を追加した。

7 僕らの野球盤 ストライクやボール、ランナーの表示などはArduinoを使用しランプを光らせバットは3Dプリンタを活用するなど試行錯誤しながら作成した。
8 リズムゲーム C++とDXライブラリを使用して、キーボードで遊べるリズムゲームを作成しました。ただ遊ぶだけではなく、効果音と音源の音量を調節することができます。また、ゲームが終了するとスコアやランクを表示する結果画面がでるようにしました。
9 電磁石キャッチャー ボタンを押すと磁石になるオリジナルの電磁石棒を使って、鉄球を運ぼう!
運んだ先には回転する穴、タイミングを合わせて鉄球を落として、全ての穴に鉄球を入れよう!

10 Kinectを利用した
シューティングゲーム
Visual Basicという言語と、kinectを使用して、
シューティングゲームを作った。銃は、Solid Worksを使い4つの部品に分けて、作成した。
ワイヤレスマウスの基盤を銃の中に入れ、
Bluetoothを利用して敵を攻撃できるようにした。

 

令和4年度 課題研究テーマ一覧

  テーマ 研究概要  
1 AI・機械学習によるイチゴの成長予測 ICHIGOOJI さんから頂いたイチゴの成長に関するデータを、Google Colab やAnaconda などを用いてイチゴの生育予測をするAI や機械学習などの設計にチャレンジしました。

2 オリジナルRPG HSPという言語を使い、音声や盤面の構造を学び、それをもとに自分達なりのオリジナルのRPGを製作した。

3 テーブルサッカー
~坂高ワールドカップ~
 テーブルサッカーの製作。ゴール付近に設置した赤外線センサーでボールを感知し、LEDを点灯させ得点を表示する。プレーヤーやボールの受け取り口など各所に3Dプリンタで作ったパーツを配置し、見た目のきれいさにもこだわった。

4 ピンボールかごランナー VS嵐のピンボールランナーをイメージして製作した。上から落ちてきたボールをかごを操作して入れるゲーム。
 子どもにも楽しく遊んでもらえるようにした。

5 農業コースの実習が楽しくなるデジタル日誌の開発 農業コースの実習が楽しくなるアプリ制作に挑戦しました。タブレットによる農業日誌の投稿だけではなく、『いいね』がお互いできたり、VR画像の挿入やビデオチャットなどの機能もつけました。企業と連携した完成度の高いものが完成した。

6 電動置きティー 置きティーの上げ下げが面倒でその手間を省くために高さを電動で調整できる置きティーを作った。
 野球部の練習の質が上がればいいなと思い作った。

7 プログラミング授業で
地域貢献
福井県内の小学生と坂井市の中学生を対象にMicrobitを用いてゲームなどを作り、プログラミングについて教えた。ビジュアルプログラミングを使ったので、図などを用いて簡単にプログラミングすることができた。

8 メダルゲーム メダルゲームの製作。一定間隔でプッシャーが前後し、メダルの落下をセンサーで読み取る。センサーが感知すると、円形に配置されたLEDルーレットが回り、当たり判定でボーナスメダルが出るようにプログラムで制御した。

9 ~Excite Dance~  モーションセンサであるkinectを利用し、「ダンス、ダンス、レボリューション」的な音楽ゲームを作成した。言語にはVisual Basicを採用した。

10 電動コインソーター  コインを仕分け、それぞれの箱に収納する機械を製作した。合計金額と各枚数がわかるように工夫した。

11 農業在庫管理システムの開発~安心安全なイチゴを~ 地元いちご農園との出会いから地域貢献を目指して取り組みました。困っていることを聞き、プログラミングで問題を解決しました。農薬の在庫管理だけではなく、どれくらい使ったか、後何回使用できるかなど、使いやすさにも挑戦しました。

12 コロコロバイキング カム機構で、縦にフィールドが動き、手動で横に動かしてゴールを目指すゲーム。arduinoでモーターとフォトリフレクタを制御する。はなかっぱをモチーフに子どもやお年寄りに親しみやすい見た目にした。

 

令和3年度 課題研究テーマ一覧

  テーマ 研究概要  
1 クレーンゲーム Aruduinoと3Dプリンター、ギアボックスを使い、すみっコぐらしをモチーフに子供向けの卓上式クレーンゲームを製作しました。
2 熱中症アラート ラズベリーパイ、温湿度センサを使い、値に応じたページが表示される熱中症アラートを作成しました。

3 マジで電子ピアノEX ArduinoMEGA、3Dプリンター、フォトリフレクタ、フォトインタラプタ、などを使い、電子ピアノを作成しました。電子ピアノは、ただの電子ピアノだけでなく、特殊な機能を付加しました。
4 パスマシーン
(バスケットボール)
旋盤を用いてプーリー機構を作りゴムベルトをはめて、ボールを飛ばします。モーターの回転速度の調節が大変でした。
5 電工ケーブル切断機 エアシリンダーに取り付けた刃で、電線ケーブルを切断。電気工事士の補習で使う大量のケーブルをボタン1つで楽に切断できるようにしました。
6 チャットアプリの導入
求人票閲覧サイト
オープンソースソフトウェアである「Mattermost」を坂井市役所に「SmooChat」として提供して、業務を円滑にしました。PHPやHTMLを使いさらに使い易くした。PHPのライブラリ「Laravel」を使用して、タブレットからでも見られるような求人票閲覧サイトを開発しました。
7 ストラックアウト 木材を加工し、はんだで電気回路を作りました。リレー、スイッチなどを使ってボールが当たるとLEDが消灯するようにしました。
8 自作ロボット掃除機 壁を避け、落下を防止するセンサ、両脇には回転ブラシ。そして、ゴミを吸引する装置を取り付けた自作ロボット掃除機です。制御用マイコンにArduinoを使用し、外装も3Dプリンタで製作しました。
9 ドローンの連帯飛行 ドローンの飛行をPythonプログラムにより制御しました。連帯飛行もプログラムにより可能にしました。
10 とある常識の二択列車(トロッコアドベンチャー) Kinectを使用した二択問題を作りました。自分でカウントやタイムなどのプログラムを作成し、時間制限を決めたりや正解数の表示などを行えるようにしました。
11 プログラミング出前授業 Micro.bitを使って音楽やゲームなどを製作してプログラムについて教えました。