みどりの戦略学生チャレンジに登録しました
日付:
2024年6月3日 (月曜日)時分
みどりの戦略学生チャレンジに登録しました。
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/challenge.html
(取組の概要)
絶滅危惧種に指定される水田の畔などに生える雑草「アゼオトギリ」の保全活動を行っています。自生地近くに整備された保全区で枯れた株の場所に本校で育てた苗を移植し、株数を一定にする活動を地域の保全団体板倉みどりクラブを中心とした地域の方々と一緒に行っています。パイプライン化やコンクリート化などによる利便性と環境負荷軽減のバランスを考えたサスティナブルな農業からサスティナブルな未来構築を目指しています。
(生徒からのコメント)
アゼオトギリの保全活動により、塩類集積など様々な水田環境の問題を解決に導きたい。伝統的な農業や美しい環境を未来に残していくためにSDGs活動に位置付けて継続していきたい。
肥料を多く使用し、品質が向上し、収量も増加した。その反面病気や害虫が増え農薬の散布も増えた。肥料や農薬に含まれている塩が集積していくと、作物を作ることができなくなる。アゼオトギリはオトギリソウの仲間で、オトギリソウは薬にも使われていたこともあり水田に対してよい影響を与えないか調べていく。雑草が生えるのを防止したり、水田水系生態系の回復により、そこに住む多くの動物や植物がバランスよく生活し、生物多様性を維持することで水田の地力アップにつながり、減農薬減肥料や無農薬無肥料などの有機栽培につながることを期待し研究を行う。