アゼオトギリの稔実率と訪花昆虫の調査をしました
日付:
2024年8月2日 (金曜日)時分
今日は、朝6時から一時間おきに、今にも咲きそうな花(写真中)に袋掛けをしました。
もし自殖性を示すのであれば、袋の中で受粉し11月には種ができます。
他殖性を示すのなら、ほかの花からの花粉でないと受粉しないため種ができないはずです。
これを調べ、以前解明した他殖性と自殖性の2つの性質を持つことの裏付けとなり、変化する時間も確定します。
お茶を入れる袋を小さく切り、花にかぶせてクリップでとめます。
11月に種ができるので結果が楽しみです。
以前の研究で、6時から8時の間でハナバチの仲間が受粉することがわかりました。
今回は、虫を採取することに成功し、福井市自然史博物館の専門家の方に同定していただきます。
右の写真のハナバチは足が黄色くなっていて、動くと黄色い粉が散ります。
これがアゼオトギリの花粉かもしれません。
受粉に寄与しているかもです。